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ホア・ファット・グループ(HPG)2015年は業績好調


中国の鉄鋼ダンピングでダメージを受けるベトナム鉄鋼業界ですが、
鉄鋼大手ホア・ファット・グループ(HPG)の業績は好調です。



ベトナム国内鉄鋼状況


ベトナムでは鋼材需要がタイに匹敵する年間1千万トン台後半にまで伸びているが、
その半分程度は中国からの輸入鋼材が占めている。


この影響で鉄鋼価格は昨年650$前後から400$前後まで(トン当たりの価格)低下し、
多くの生産者が廃業、または生産縮小に追いやられている。


しかし鉄鋼大手ホアファットグループ (HPG)の業績は好調で、

同年売上高及び税引前利益がいずれも過去最高を記録。



ホアファットグループ (HPG) 2015年 売り上げ構成


売上高 前年比+7.6%増の27兆4530億VND(約1400億円)

売上高構成

鉄鋼 全体の80%にあたる21兆9000億VND(約1110億円)

内装・冷熱機器 8%
飼料  5%
不動産 4%


ホアファットグループ (HPG) 業績


ホアファットグループ (HPG)の業績


ベトナム鉄鋼不況と呼ばれる中でも業績も順調に伸びておりますが、
株価は割安傾向にあるとおもいます。

2015年には50%の無償増資も行っており、業績の良かった今年も同じような流れ。
と予想しますがいかがでしょうか。






ベトナム鉄鋼シェア
ベトナム鉄鋼シェア








 
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中国の鉄鋼市場


中国の鉄鋼がベトナムに不当に安く輸出されている。
とお伝えしましたが、その中国の鉄鋼業界の現状がわかる記事を見つけました。

中国株では有名な カテキンさんのFacebookでのコメントを引用させていただきます。


 

引用開始

中国の鉄鋼業界で、赤字経営を強いられながらも、減産を回避してフル稼働生産を続ける――という怪現象が起きている。短期的な需要回復が見込めない状況下で、業界が生き残るために取るべき道は減産だ。実際、損失が著しい一部鉄鋼メーカーの間では、減産や操業停止の動きがある。しかし、業界全体でみればその規模は限定的。資金繰りが苦しいにもかかわらず、多くのメーカーが生産を続行。「他社が倒れるまで突っ走る」といった“生き残りチキンレース”の状態に陥っている。中国証券報が16日付で伝えた。


 

業界全体が赤字に陥る中でも、大規模な減産が進まない理由は2つある。まず負債率が高い鉄鋼メーカーにとってみれば、生産ラインの運転を維持することは安定したキャッシュフローを得るための必須条件。これによって、銀行からの融資枠が保証されるためだ。さもなければ、資金チェーンが断裂し、破産・再編の道を一気に歩むことになる。2つ目は、鉄鋼業の地方経済への寄与が大きい点。鉄鋼メーカーは、地元経済のGDP(域内総生産)や地元政府の税収、雇用市場を支える立場にあり、倒産すればそのインパクトは甚大だ。損失を抱えてでも生産活動を続行せざるを得ない状況にあるという。

 

中国鉄鋼業界を取り巻く環境は、足元で一段と悪化している。中国景気の減速で鉄鋼需要が後退。供給過剰が進行し、鋼材価格は今年に入って30%も下落した。鉄鋼メーカーでは、生産コストと販売価格の逆ざやが常態化。不良債権化を回避しようと、各銀行が債権回収に動き出したことも追い打ちとなって、資金繰りが極度に悪化している。

 

実際、中国鋼鉄工業協会によると、銀行は鉄鋼企業向け融資を絞り始めている。同協会に所属する主要鉄鋼メーカーの銀行借入額は、今年9月末時点で前年同期比2.02%減少。一方で資金調達コストは、2.69%増えたという。
すでに債務超過に陥った鉄鋼メーカーも散見される。鉄鋼専門サイト「我的鋼鉄」が行った抜き取り調査によると、調査対象67社の負債率は、平均で68.35%の高い水準に上昇。負債率が100を超える企業も5社確認された。


 

こうしたなか、泥沼に陥っている鉄鋼業全体に警鐘を鳴らす出来事が起きた。国有鉄鋼商社の中国中鋼集団公司は10月、社債利払いを延期すると発表した。鉄鋼関連企業で初の社債デフォルト案件として、このニュースは業界全体に波紋を広げている。

 

ある業界関係者は、「景気低迷が続く中で鉄鋼商社を襲った『資金チェーン断裂」」の波は、ついに鉄鋼メーカーの目前にまで到達している」と警戒感をあらわにする。「2年前にみられた鉄鋼商社の倒産ラッシュは今後、鉄鋼メーカーでも生じる可能性が出てきた」と悲観した。


亜州IR


引用終了



なおベトナム鉄鋼大手、ホアファットグループの直近の指標は以下のようになります。

ホアファット 鉄鋼 負債.JPG HPG


指標全体(負債比率含む)は改善しているのですが、
今後の指標には注目を続ける必要がありそうです。




カテキンさんの記事は面白く、有益な内容も多いですので、
フォローをおススメいたします。

また、カテキンさんは以前ベトナム株をやっており、FPTを保有されていたみたいですが、
相対取引などで売却済みだそうです。(過去のコメント参照)

おっかなびっくりベトナム株というベトナム掲示板も運営されておりますが、
最近はあまり活発ではなさそうです。(掲示板譲ってくれませんか!?(笑い)

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ホア・ファット・グループ(HPG)業績好調


鉄鋼大手、ホア・ファット・グループ(HPG)の業績が好調です。

2015年1ー9月間の売り上げは、昨年同時期の7.57%増
2015年1ー9月間の利益は、昨年同時期の6.63%増
となっております。

同社の担当者によると売り上げと利益の多くは、建築鉄鋼となっております。

しかし、鉄鋼価格は中国からの輸入に影響され、
今年初めの647$から現在は424$(トン当たりの価格)まで低下しております。

来年Q1にハノイ市内の不動産プロジェクトの販売を開始しますが、
不動産業にシフトする可能性は少ないとも述べております。

しかし、マイナス材料も報告されております。


中国からの輸入増

中国から関税のかからない鉄鋼の輸入量が増加してきており、
ベトナム鉄鋼生産者は、中国からの輸入増をもっと監視し、
無税で輸入する事をやめるべきだ。と主張しております。


ベトナム鉄鋼生産者協会が各省庁に送ったレポートで、以下のように主張しております。

中国の輸出者が輸出する合金鉄鋼は、クロム合金含有率が0.3−0.4%のため、
高品質の製品には使用できない。

高品質の鉄鋼製品は無関税で輸出できる。となっているが、
これらの鉄鋼は高品質のものには使用する事はできず、
9%の関税をかけるべき。

各省庁は、これらの輸入鉄鋼がどのように使用されるのかをもっと監視するべきで、
建設に使われるのであれば、課税を強化するように。

中国から輸入されるこれらの鉄鋼は、ベトナム国内の生産者に多大なダメージを与えており、
多くの生産者が廃業、または生産縮小に追いやられている。



ベトナムの鉄鋼輸入量

ベトナムは、2015年9月に6万2000トンの鉄鋼を輸入しており、
ベトナム政府はこれらの鉄鋼輸入で得られるはずであった、
関税を逃しております。


これらの課税強化が進めば、
ベトナム国内鉄鋼メーカーにとっては大きなプラスとなりそうです。

英文ソース
英文ソース



2015/10/31追記

さっそく課税強化の動きが具体化しております。
国内鉄鋼メーカーにはプラスですね

 

<新興国eye>ベトナム財務省、中国の合金鋼ビレットに10%の関税適用を検討中

 ベトナム財務省は中国から安価な合金鋼ビレット(半製品の小鋼片)が非課税のまま大量に輸入され、国内の鉄鋼業界が市場競争に負けて減産を余儀なくされている事態を重く見て、現在の合金鋼に関する関税規則を改正し10%の関税を課す方向で検討している。地元紙タンニェン(電子版)が27日に伝えた。

 ベトナム鉄鋼連盟によると、現在の関税規則では耐食性を高めるクロムが0.3−0.4%含まれる合金鋼ビレットへの関税は非課税となっていることから、中国の輸出業者は鋼ビレットには0.3%のクロムが含まれている合金鋼だと主張して関税を逃れ、安価な鋼ビレットを大量にベトナムに輸出しているという。

 また、ベトナム鉄鋼連盟は0.3%程度の少量のクロムでは鋼ビレットの品質を高める効果はなく付加価値も生じないとして、中国製の合金鋼ビレットに9%の関税を課すよう主張している。

 ベトナムでは1−9月期に113万トンの鋼ビレットが輸入されたが、その大半が中国からの輸入品となっている。

ソース 
モーニングスター社
 

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時価総額から見る ベトナム企業 ホア・ファット・グループ(HPG)2

今回は、ホア・ファット・グループ(HPG)の株価、今後の展開を見ていきたいと思います。



株価から見る ホア・ファット・グループ(HPG)

現在の時価総額は約750億円。ベトナム上場企業の中で、12番目の規模になります。
(ちなみにその次はFPTです。)


ホアファット・グループ(HPG) チャート

ホア・ファット・グループ(HPG)の株はベトナム株バブル崩壊前に上場され、
2009年に最低値を記録し、その後建築バブル崩壊の2012年に再度最安値付近の7弱を記録しており、その後最高値40付近まで上昇しております。(その後の下落は株式配当の調整によるものです)

積極的な株式分割が特徴で、一年間に2回の株式分割を行った事もあります。

2012年  10%
2012年     20%
2014年     15%
2015年     30%
2015年     20%

業績推移


ホアファット・グループ(HPG) 業績
参照元 キャピタルパートナーズ証券様レポート


非常に好調な株価ですが、業績も2012年の建築バブル崩壊から回復してきており、
2014年は非常に良い成績といえるのではないでしょうか。

またこの間負債は増加しておらず、各種経営指標も向上しており、
経営基盤は順調に固まっているのではないでしょうか。


ホアファット・グループ(HPG) 経営指標
P/E= PER
P/B= PBR

 

ホア・ファット・グループ(HPG)今後の展開

ホア・ファット・グループ(HPG)は、 ホア・ファット家畜飼料会社(Hoa Phat Animal Feed Production and Trade Co.)を設立し、家畜飼料の生産・販売事業に乗り出しました。また、畜産にも興味があり、将来的に参入を予定しております。

ハウンアインザーライ(HAG)をはじめ、大企業が畜産・飼料業界に展開していっているのは興味深いですね。


また本業の鉄鋼ですが、こちらは不調が予想されており、

前年よりも減収になる。と予想しております。

2015年上半期ベトナムの鉄鋼消費は前年比30%弱の増加していますが
中国からの輸入も急増しており、ベトナム国内の鉄鋼産業へのダメージは大きく、

これが売り上げに影響しているそうです。


個人的感想
2012年から2015年まで株価が急激に増加しておりますが、2015年は停滞すると見ております。
しかし財務内容には問題はなさそうですし、将来性もあると思いますので、株価が下がったところで購入できればいいのでは。と思います。


 
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時価総額から見る ベトナム企業 ホア・ファット・グループ(HPG)

今回はベトナム大手鉄鋼・重工業企業ホア・ファット・グループ(HPG)
時価総額などから見て行きたいと思います。



ビングループ(VIC・ビンコム)のブオン会長がベトナム長者番付トップだった。とお伝えさせていただきましたが、2番目がホアン・アイン・ザーライ(HAGL)のドアン・グエン・ドゥック会長。そして三番目がホア・ファット・グループ(HPG)のチャン・ディン・ロン会長になります。 (長者番付ばかりのブログ記事でスミマセン・・・)


ホア・ファット・グループ(HPG)会社概要
ホアファットグループ(HPG)は1992年に設立され、その当時は建設機械を取り扱う会社であったが、家具業(1992)スチールパイプ(1995)鉄鋼(1996)冷熱機(2001)不動産業(2001)に参入し、今ではベトナムを代表するコングロマリマッド企業になっております。


現在13の系列企業を擁しており、メインの鉄鋼・コークス(石炭)で全体の約8割の売り上げを占めており、残りが不動産・家具生産業・不動産業などです。


ホアファットグループ(HPG)は、鉄鋼業に進出してから約20年で、国営ベトナム鉄鋼総公社に次ぐ国内第 2 位の鉄鋼メーカーになりましたが、これはハイズオン省にある鉄鉱石から各種鉄鋼製品を生産できる一貫生産コンビナート工場の貢献が大きく、ここ数年で生産能力・国内販売シェアを大きく伸ばしております。



ベトナムの鉄鋼業界
ベトナムの鉄鋼業界はながらく国営ベトナム鉄鋼総公社が中心を担っていたが、ベトナム国内の技術水準・また鉄鋼という高額な投資を必要とされる産業であったため、2000 年代半ばに外資と民間企業の参入を歓迎し,外資 100%の投資も許容するようになっております。


現在は韓国のポスコ・日本のJFEスチールなどがベトナムに進出しており、
ベトナム民間各社が競い合っておりますが、
国営ベトナム鉄鋼総公社系列の会社は、
社会主義国の弊害が顕著で、評判は良くないそうです。




ベトナムの鉄鋼需要とその中身
ベトナム鉄鋼業の国内市場は急速に拡大しており,すでに他のアセアン諸国に引けを取らない規模に達しています。しかし,需要の多くは建設産業から生じており,自動車用をはじめとする高級鋼材の需要は少ない状況です。

建設業需要割合は 65%。タイでは 54%,マレーシアでは 38%,インドネシアでは 61%


アセアン諸国 鉄鋼需要



自動車産業からの需要はベトナムでは 3%と著しく小さく、アジアのデトロイトと呼ばれるようになったタイは 16%,自国自動車会社(プロトン・ペロドゥア)を抱えるマレーシアは 14%、トヨタなどの進出が著しいインドネシアは 19%である。


これは、ベトナムで乗用車生産が盛んではない事(二輪車生産台数はそこそこ多い)が理由だと思われますし、ベトナムでの自動車生産は今後も拡大しないと思います。

アセアン諸国における自動車・家電製品生産台数


このような状況から、ベトナムの鉄鋼業界は、建設産業に非常に左右されやすく、
これがベトナム鉄鋼業界の今後の課題ではないでしょうか。


データ・図参照元
市場経済移行下のベトナム鉄鋼業―その達成と課題―
(ベトナム鉄鋼についての論文)

また、近年では中国から割安な(ダンピングの可能性も)鉄鋼が多く輸入されており、
ベトナム国内の鉄鋼産業にダメージを与えております。
日経 




ホアファットグループ(HPG)とベトナム鉄鋼企業

ベトナム 建築鋼材企業トップ5

ベトナムの鉄鋼需要の大半を占める建築鋼材部門で、ホアファットグループ(HPG)は順調にシェアを伸ばしております。
(図表参照元 
キャピタルパートナーズ証券会社様のレポート



また、上場大手鉄鋼三社の売り上げ、純利益、時価総額を比較してみても、
ホアファットグループ(HPG)が他社を圧倒しております。

ベトナム 上場鉄鋼三社比較.
(図表参照元 ニュース証券会社様のレポート


次回はホアファットグループ(HPG)の今後の展開、株価の推移などをチェックしたいと思います。
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