時価総額から見る ダナンゴム DRC 2
引き続きベトナムタイヤ大手、ダナンゴム (DRC)を取り上げたいと思います。
ダナンゴム DRC チャート
前回の記事で2012年から経常利益が停滞気味で・・・
とお伝えしておりましたが、株価はかなり上昇中です。
2011年末から2012年6月までに2.5倍強の上昇を記録し、
その時期から2015年までにさらに3倍になるなど、いいペースで上がっています。
ちなみに現在時点での時価総額は約200億円となっております。
日本のタイヤメーカー株価と比較すると規模の小ささが目立ちます
横浜ゴム 4000億円
住友ゴム 4500億円
東洋ゴム 3300億円
ブリヂストン 3兆7000億円!
ダナンゴム (DRC) チャート クリックで拡大

また配当も積極的に行っており、長期保有されている株主は、
大きな利益を得られているのではないでしょうか。

インカムステートメントも再度掲載

バランスシートを見てみると、固定資産の大幅な増加が目立ちます。
これは2013年完成の新工場の投資の影響でしょうか。

指標を見てみるとEPSは少し下落基調です。
Gross/Net profit margin の改善は好印象です。
しかし負債も増加しており、すこし気になる水準です。

TPPとタイヤ産業
あまりデータが無く、他のブログの参照となってしまいますが、
TPPによるタイヤ関税の変動は以下のようになります。
アメリカ
10年目で撤廃
カナダ
4年目に撤廃
ニュージーランド
即時撤廃
ベトナム
4-11年目で撤廃
参照元ブログ
主要国での関税が撤廃されていくことは好材料だと思います。
問題はそれまでに品質&ブランド力を向上させて、
販売網を構築できるかが鍵となりそうです。
ソース
キャピタルパートナーズ証券様 レポート
ニュース証券様
ダナンゴム DRC チャート
前回の記事で2012年から経常利益が停滞気味で・・・
とお伝えしておりましたが、株価はかなり上昇中です。
2011年末から2012年6月までに2.5倍強の上昇を記録し、
その時期から2015年までにさらに3倍になるなど、いいペースで上がっています。
ちなみに現在時点での時価総額は約200億円となっております。
日本のタイヤメーカー株価と比較すると規模の小ささが目立ちます
横浜ゴム 4000億円
住友ゴム 4500億円
東洋ゴム 3300億円
ブリヂストン 3兆7000億円!
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また配当も積極的に行っており、長期保有されている株主は、
大きな利益を得られているのではないでしょうか。

インカムステートメントも再度掲載

バランスシートを見てみると、固定資産の大幅な増加が目立ちます。
これは2013年完成の新工場の投資の影響でしょうか。

指標を見てみるとEPSは少し下落基調です。
Gross/Net profit margin の改善は好印象です。
しかし負債も増加しており、すこし気になる水準です。

TPPとタイヤ産業
あまりデータが無く、他のブログの参照となってしまいますが、
TPPによるタイヤ関税の変動は以下のようになります。
アメリカ
10年目で撤廃
カナダ
4年目に撤廃
ニュージーランド
即時撤廃
ベトナム
4-11年目で撤廃
参照元ブログ
主要国での関税が撤廃されていくことは好材料だと思います。
問題はそれまでに品質&ブランド力を向上させて、
販売網を構築できるかが鍵となりそうです。
ソース
キャピタルパートナーズ証券様 レポート
ニュース証券様

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また、投資は全て自己責任となります。


- 2015.11.10 Tuesday
- ダナンゴム DRC
- 12:40
- comments(3)
- -
- by アジア株太郎
ダナンゴムは本当に面白そうな銘柄ですね。
マーケット・ベクトルETFベトナムからの押し上げ効果も期待できますし、
大株主にはノルウェー銀行、ドイツ銀行、
テンプルトンファンド他外資の機関が多く、
外国人買いは今週も続いているようです。
日本のタイヤ業界が、
ブリヂストン一強時代から新しい秩序へと、
動き出している中でのダナンゴムの立ち位置は、
注目だと思います。
もしよければこちらの配当金推移のグラフの
アドレスを教えて頂けますか?