サイト内検索にご利用ください.
おススメブログ記事・ブログ紹介

タイヤ業界はブリヂストン一強か?


以前ダナンゴム (DRC)を取り上げて、タイヤ関税が徐々に撤廃。
それと同時に、それまでに品質&ブランド力・販売網を向上させるべき。
とお伝えしましたが、日本経済新聞にタイヤ業界の記事がありましたので、抜粋いたします



ブリヂストンが問われる1兆円の使い道

抜粋開始

タイヤ世界首位、ブリヂストンの手元資金
は約5400億円。

好調な業績が続き、
17年度末には「1兆円」の大台が見えてくる。

米州市場の好調と3000億円規模の設備投資計画という2つの前提をおくと、
毎年のフリー
キャッシュフローは1500億円規模になる計算だ。

2015年10月26日に約1000億円を投じて米タイヤ小売大手、
ペップ・ボーイズ(ペンシルベニア州)の買収を決めた。

約1000億円、8億3500万ドルという額はブリヂストンにとって、
1988年の米ファイアストン(26億ドル)、2007年の米バンダグ(10億ドル)に次ぐ
3番目の巨額買収。

稼ぎ頭の米国市場の販売強化につながるほか、
今後は重複する販売店のリストラや高価格のブリヂストン製品の販売増で収益力アップ
も見込まれるとあって、アナリストらの評価は上々だ。

 

にもかかわらず、間髪入れずに市場の関心が「次の買収」に
向かうのはあまりに資金が潤沢だからに他ならない。


具体的には米州以外の地域の立て直しに資するM&Aが候補になるだろう。

欧州市場では仏ミシュラン、独コンチネンタルなど欧州メーカーの存在感が大きく、
地域の売上高営業利益率は4.6%(14年12月期)と見劣りする。
日本(16.6%)、米州(10.2%) 
アジア(7.9%)
 

ブリヂストンは各地域の営業利益率10%を目標に掲げる。

昨年から今年にかけて欧州とアジアの経営トップを交代するなど、
巻き返しに力を注いでおり「
これらの地域の販売網を拡充するM&Aなどはありえる

常に「業界において全てで断トツを目指す」と話す津谷正明最高経営責任者(CEO)。
政治まで巻き込んで企業の手元資金に対する厳しい視線が注がれる昨今、
ブリヂストンの次の一手が注目される。


抜粋終了


ブリヂストンは、2014年ベトナム北部のハイフォンに工場を建設し、
乗用車用ラジアルタイヤの生産を開始しています。


欧米や日本への市販用タイヤの輸出基地として、
生産能力は2017年下期に日産約49,000本に達すると見込んでおり、
ブリヂストングループでも最大級の生産規模となる予定。


日産49000本×360日=約1700万本(年間)の生産となり、
ダナンゴム (DRC)の新工場のキャパである年間60万本とは比べ物になりません。

もちろん生産している製品レンジ (価格やターゲット)は違うと思いますが、
脅威なのは間違いありません。

ダナンゴム(DRC)が唯一勝てる可能性のあるのは、
国内販売網なので (タイヤ販売は地域に根付いたビジネスです)、
そこをいかに活かせるかにかかっていると思います。


ブリヂストンサイドからみると、市場規模・そして現在の体制を踏まえると 
M&Aの可能性があるのは、インドネシアかベトナムでしょう。


(タイでは強力な販売網と生産拠点を持っているので、M&Aの可能性は低いと考えます。)


ダナンゴム(DRC)の時価総額は約200億円ですので、
ブリヂストンを超える販売網を構築した日には、M&Aされる可能性が高いと思います。




 

にほんブログ村 株ブログ ベトナム株へ
にほんブログ村
データ・文章等の間違いにお気づきになられた方は、コメントや
メールinfo @ asiakabu.jp でご連絡いただけましたら幸いです。
また、投資は全て自己責任となります。

コメント
深読みですね。覚えておきますね。
  • NINJA300
  • 2015/11/27 11:39 AM
ブリヂストンはTPPなどを見越して建設したと思います。
タイでも大きな工場が数箇所ありますが、それよりも規模の大きい工場なので、将来はここから世界中に輸出されるのではないでしょうか?

コスト的にもダナンゴムは勝てないとおもいますが、
いかがでしょうか
  • アジア株太郎
  • 2015/11/27 4:10 PM
とても勉強になりました。
  • ぴよたん
  • 2015/11/27 7:00 PM
NINJA300さん・ぴよたんさん。
コメントありがとうございます。

ベトナムに一件関係の無いニュースですが、
これを知るまで、ブリヂストンがベトナムに大きな工場を建てた。とはしらなかったので、いろいろアンテナを張ってると勉強になります。
  • アジア株太郎
  • 2015/11/27 8:30 PM
ダナンゴムの戦略はBSの半額でBSの品質の80%のものを提供するというものでしょう。ベトナムやASEANの運送業者はDRCのタイヤを使い、先進国の金持ちはBSのタイヤを使うのでは。技術力では雲泥の差がありますが、コストではDRCですから。
  • NINJA300
  • 2015/11/28 10:05 PM
NINJA300さん
コメントありがとうございます。

確かにその戦略をとると思いますが、
1700万本(年間)と60万本ではスケールメリットが大きいと思いますが、タイヤはどうでしょうか。

ダナンゴムはコストを抑えたい運輸業者向けに、
再生タイヤなどに特化するかもしれませんね。
  • アジア株太郎
  • 2015/11/29 11:31 AM
コメントする








   

筆者はAmazonアソシエイト・プログラムなどに参加しており、ページ中にアフィリエイトリンクを張っております。クリックすると数%のコミッションを関係会社様よりいただける予定です。

上記企業様で購入予定の方は、クリックいただければ幸いです