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ベトナム製薬業界と ハウザン製薬(DHG)

今日はベトナム製薬業界と ハウザン製薬(DHG)について書いてみたいと思います。


ベトナム製薬業界
ベトナムの医薬品産業は未熟であるといわれております。

世界保健機関(WHO)と国連貿易開 発会議(UNCTAD)によると、
『ジェネリック薬の生産能力はあり、輸出も行っているが、新薬の開発能力はあまり無い』
ステージとされております。


ベトナムでの医薬品売上高は GDP 比 2.01% (2012年)とほかの産業と比べ規模は小さいが、
売上高は 2012 年の 28 億 4,000 万ドルから、2017 年には倍以上の 64 億 8,000 万ドルに達する。
との予想もあり、経済成長や人口拡大から、発展の潜在力は非常に大きいです。


また、健康志向、高齢化傾向もあり 医薬品や医療に対する関心が高まり、
1 人当たり医薬品支出額は、2012 年の 31.62 ドルから、
2017 年には 68.89 ドルにまで伸びると予想されております。



ベトナム医薬品業界の弱み

ベトナムでは医薬品の輸入割合が高く、早期改善が求められております。

2012 年の医薬品の輸入額は、17 億 9000 万ドル、 それに対し医薬品売上額は 28 億 4000 万ドルとなっており、医薬品売上額に対する医薬品輸入額は63%を占めており、国内需要の 50%前後を輸入品で補っております。

しかし、病院等で使用される医薬品割合はこれを大幅に下回り、ベトナム大手の病院での利用率は10%強となっております。これは高度医療で使用される薬品は先進国から輸入せねばならない、また『ベトナム国産薬品の質は輸入品より劣る』と考えている医師を含めた国民の意見が反映されているからではないでしょうか。


また、市場で販売されている一般薬や地方病院で使用されるジェネリック薬品は、
中国やインドから輸入される安い医薬品にシェアを奪われており、
ベトナム国内製薬会社のブランド確立が急がれます。


医薬品製造のための原材料の依存も深刻です。

現在80%以上の原材料を輸入に依存しており、2014年の医薬品原材料の輸入相手国のトップは中国で57%、第2位がインドで16%となっており、合わせて73%を占めており、中国からは漢方薬を製造するための薬材の約70%を輸入しています。

この輸入状況が『ベトナム国内薬品は、安い海外の原材料を利用していて、品質が疑問だ』
と思われる原因のひとつではないでしょうか。



ベトナム国内上場製薬会社

ベトナムでの大手の薬品会社は Vinapham (ベトナム薬品公社)グループと
SCIC(ベトナム国有資金運営管理公社)グループの二つに分かれます。

ベトナム薬品公社は約20社を管理しており、株式保有割合も少なく、影響力は低下しております。

一方でベトナム国有資金運営管理公社グループは、会社の社長や 会長に国有資金の代理人を委任しております。(ビナミルクなどもこのグループ系列に入ります)


ベトナム薬品公社 グループ系列と保有率

イメックスファーム IMP  27%     ・国内第二位の上場製薬会社
OPC製薬                 OPC  13%   ・国内第二位の漢方薬大手

ベトナム国有資金運営管理公社グループと保有率

ハウザン製薬         DHG   43%   ・ 国内最大手製薬上場会社
トラファコ製薬      TRA   35%   ・  国内漢方薬最大手
ドメスコ医療輸出入  DMC  35%    ・   輸出が盛んな製薬会社
クローン製薬           DCL   36%  ・ 医療品カプセル製造をする唯一の会社


上記の中では、
トラファコ製薬 (TRA) の株価の調子が、
いちばん良いのではないでしょうか。(安定してという意味では)


 
トラファコ製薬(TRA) チャート

ハウザン製薬 (DHG) も上昇していますが、ここのところ不調です

ハウザン製薬 DHG  チャート


ドメスコ医療輸出入  (DMC)  や クローン製薬 (DCL)  は数年前の下落時からすれば、
数倍に値が上がっておりますが、今後はどうなるでしょうか。



参照元
ニュース証券様 製薬業界レポート
ジェトロ ベトナム医薬品調査レポート
ブルーチップ ベトナム投資ニュース様 記事
にほんブログ村 株ブログ ベトナム株へ
にほんブログ村
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