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ベトナム航空業界について


このブログで最近ノイバイ貨物サービス(NCT)やダナン空港サービス (MAS)などの航空銘柄を取り上げましたので、今日はベトナム航空業界について調べてみたいともいます。
(この業界は日本語・英語のソースが少なく思ったよりも大変でした(汗))




ベトナム航空業界のキープレイヤー

ベトナムでは純粋な民間航空関連会社というものがあまり存在せず、
政府系の以下の2社がベトナムの航空業界の柱となっている。


ベトナム航空(VNA)

1956年設立のベトナムフラッグキャリア
ハノイ・ノイバイ国際空港。ホーチミン・タンソンニャット国際空港を中心として、
39の国際路線・52の国際路線を就航している

2014年末にIPOを行い、発行済み株式の3.5%(約60億円)を売却するも、
外国人機関投資家(航空会社)からの入札は無く、最低落札価格に近い価格で落札された。

2015年〜2016年にホーチミン証券取引所上場予定




ベトナム空港総公社(ACV)

ベトナム空港総公社(ACV)は2012年にベトナムの北部と中部、南部の空港運営会社を統合して設立され、関連会社24社を通じて国内の22空港を独占的に運営している。


首都ハノイのノイバイ国際空港のT2ターミナルを竣工させており、
ホーチミン近郊の新空港(ロンタイン国際空港)の事業主としても決定している。


2014年の業績は非常によく、売り上げは計画比13%増・税引き後利益は計画比41%増。
空港建設の資金調達をする必要があるため、
2015年内にIPO(新規株式公開)を実施する予定となっており、IPOで株式全体の約25%相当を売り出す計画。

このうち20%を戦略的パートナーに、3.47%を一般投資家、1.71%は従業員と労組に売却する計画となっており、公開価格は1株当たり1万1100ドン(約60円)に設定を予定している。

ソース
モーニングスター1
モーニングスター2
 

子会社2社であるタンソンニャット空港サービス(SASCO)とサイゴン地上サービス(SAGS)は2014年にIPOを行っており、タンソンニャット空港サービス(SASCO)の平均落札価格は、最低落札価格の90%増し、サイゴン地上サービス(SAGS)の平均落札価格は、最低落札価格の3.6倍増しとなるなど、非常に良い結果となった。

(注)現時点ではIPOはされましたが、ホーチミン証券取引所などで上場はされておりません。

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空港サービスまとめ

ベトナムの空港運営会社をまとめてみました。

ノイバイ空港サービス (NASCO・ハノイ)
・ベトナム航空子会社 
ノイバイ貨物サービス (NCT)の母体
・2013年売り上げ 約30億円


ダナン空港サービス (MAS・ダナンなど)
・ベトナム航空子会社 36%
・上場されており、株式を売買する事が可能
・2013年売り上げ 約10億円
参照記事


タンソンニャット空港サービス(SASCO・ホーチミンシティー)
・ベトナム空港総公社(ACV)子会社
・ダナン空港サービスの株を約10%保有
・サイゴン地上サービス(SAGS)の母体
・2013年売り上げ 約100億円



ベトナム航空関連株

ベトナム航空関連株を少しご紹介したいと思います。

ベトナム航空輸出入 (ARM)
・エアライン向けに飛行機、エンジン、スペア部品などの輸出入を行う
・ベトナム航空が41%保有


ベトジェット航空(未上場)
・2007年設立
・ベトナム国内線・国際線28路線に就航している航空会社
・機内で水着ファッションショーを行うなど、パフォーマンスが有名
・コングロマリット企業 ソビコホールディングス が株主
・サイゴングランドサービス(SAGS)の株を4%保有
・2015年内にIPOを予定し、調達した資金でエアバスの飛行機を最大100機購入予定

詳細英文記事



個人的感想

ベトナムの航空関連業界に投資する場合、航空会社はスルーする確率が高いです。
なぜならベトナム航空などは、ベトナム国内の競争相手だけではなく、世界的な航空会社が競争相手だからです。
また、JALを始めその国のフラッグキャリアは政治的に悪影響を受けやすく、破綻、もしくはそれに近い航空会社が多く、リスクが高いと思います。


一方、ベトジェットエアーなどの民間企業ですが、固定費が非常に高く価格競争に巻き込まれやすい。原油価格に業績が左右されやすいなど、こちらもあまりいい投資先ではないと考えております。

Qさんコラム 第3501回 航空会社の株価はいつも低空飛行


しかし空港事業は独占事業で安定性もありますし、なおかつ配当も高い企業が多いですので、ノイバイ貨物サービス(NCT)・ダナン空港サービス(MAS)などは、今後も継続してチェックしていきたいと思います。




(注)
この記事に出てくるアルファベットは(MAS・NCT・ARM を除く)、株式コードではないので注意してください。



 
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