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 ペトロベトナムガス (GAS) はどうなるか?


前回はペトロチャイナと比較いたしましたが、
気になるのは ペトロベトナムガス (GAS)  はどうなるか?という事で。続けたいと思います。



日本アジア証券様のレポートに興味深い内容がありました
ペトロベトナムガス 日本アジア証券様


ちなみにこれが記載された今年の1月と比較すると、
現在株価は半減しておりますが、原油価格は10%強の下落になっております


このの内容を元にシミュレーションをしてみたいと思います。

・ ペトロベトナムガスのガス仕入れ値は シンガポール市場の動向に基づいて調整される
・ LPガスの価格が1トンあたり100ドル低下 →GAS 利益400億ドン/月 低下

ペトロベトナムガスの仕入れ価格は調べられないですし、ガス価格自体が調べにくいですが、
日本LPG協会のホームページには以下のように記載されております。
(日本のガス仕入れ値は高いといわれておりますが、価格の推移は参考になると思います)


ガス価格推移.JPG

2014年年間平均CIF価格   884.5ドル/トン
2015年6月CIF価格       507.2ドル/トン

7月・8月は更なる低下があると思われますので、
2014年と2015年で価格差400ドル/トンで、試算をしてみたいともいます



シミュレーション
・LPガスの価格が1トンあたり100ドル低下 →GAS 利益400億ドン/月 低下
・2015年LPGガス価格は2014年と比較し、 
価格差400ドル/トン

利益の低下  4*400億ドン×12ヶ月=  1兆9200億 ドンの利益低下


2014年の税引き前利益は 17兆9910億ドン。ここから上記の数字を引くと16兆710億ドン。


あれ。10%程度の低下ですか? (シミュレーションが間違っている?のでしょうか)
うーん。このシミュレーションは あってないんじゃないかな(汗)と思います



次は原油・株価・業績を比較したいと思います。

2014Q2 VS 2015Q2  VS 2012Q4比較

2014Q2 1バレル100ドルを超えていた前年
2012Q4  2015Q2業績と似ているため比較



原油価格(バレル)             50ドル    100ドル    90ドル
株価                    60.000           100.000          35.000



ペトロベトナムガス 株価・業績・原油価格 比較




ここ3日株価がストップ高になっており、47.500まで戻しております。
単に戻しているだけなのか、それとも何かインサイダー的なものがあるのでしょうか。



 
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 ペトロベトナムガス (GAS) とペトロチャイナ(HK)


2回にわたりペトロベトナムのレポートをお送りいたしましたが、
今回はペトロベトナムガス (GAS) とペトロチャイナを比較してみたいと思います。




(注)現在ペトロベトナムガスの株購入を検討しているので、ブログをつかって自分用にまとめましたが、業務内容も大きく違うし、現在原油価格状況が大きく違うので参考にならないと思います。



ペトロチャイナ(HK)とは?
中華人民共和国北京市に本社がある石油会社。
原油の生産を行うほか、油田、天然ガスの探査・開発、石油精製、流通、
石油化学製品の製造販売を手がける。


親会社は『中国石油天然気集団公司』、この採算性の高い部門を民営化しスタート
2000年に香港H株で上場 その後ニューヨーク・上海で上場。
エクソンモービルを抜き、世界で一番時価総額の高いエネルギー企業になった事も。


2014年の純利益は約1702億元=約3.2兆円。
(トヨタ自動車同時期の純利益は約2.3兆円。凄いの一言)



中国株をする人たちの間では『王道株』と呼ばれておりましたが、ウォーレン・バフェットが2003年にペトロチャイナ株を購入(時価総額の10%強)した後株価は急騰。 
2007年にバフェットが売却した後株価は冴えないが、事業は拡張し続けている。

チャート・クリックで拡大いたします

ペトロチャイナ チャート





ペトロチャイナ(HK)の業績と
ペトロチャイナの業績を見ていきたいと思います。

ペトロチャイナ 業績

ウォーレン・バフェット
2003年に購入  (PBR 0.76)
2007年に売却  (PBR 2.69)
BPSが大きく伸びる銘柄をよく選ぶといわれており、ペトロチャイナもその代表銘柄




ペトロチャイナ業績2


バフェット売却後も売り上げ・BPSは増加するも、ROEは下落し続けております

図表参照 ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資



ペトロチャイナ(HK)とペトロベトナム(GAS)比較

2000年代前半のペトロチャイナと現在のペトロベトナムの共通点をみつけ、
また比較をしたいと思います


共通点                        
・国内の時価総額がトップクラス
・親会社株式保有率が高い(9割)

相違点
・ペトロベトナムガス(GAS)の売り上げは9割ガス販売事業
(ペトロチャイナは原油および石油製品の精製、搬送、販売と、化学製品の製造、販売、天然ガスの搬送、販売も手掛ける。 ガソリンスタンド経営もペトロベトナムガスでは行っていない)
現在原油価格は急激下落中・2000年当時は上昇前


BPS比較(ペトロチャイナは2000年から5年間・ペトロベトナムは2010年から5年間)
       
          ペトロチャイナ   ペトロベトナム
2000,2010                          1.20                            1.16
2001,2011                          1.67                            1.23
2002,2012                          1.80                            1.51
2003,2013                          2.03                            1.76
2004,2014                          2.43                            1.90

ペトロチャイナは5年で約2倍・ペトロベトナムは約1.6倍
ペトロベトナム2015年Q2は2.12



PBR  比較(ペトロチャイナは2001年から4年間・ペトロベトナムは2011年から4年間)
       
          ペトロチャイナ   ペトロベトナム
2001,2011                          15.5                           25.6
2002,2012                          14.8                           38.1
2003,2013                          19.5                           40.6
2004,2014                          24.2                           40.7


ペトロベトナム2015年速報値は1.77



ROE 比較(ペトロチャイナは2001年から4年間・ペトロベトナムは2011年から4年間)
       
          ペトロチャイナ   ペトロベトナム
2001,2011                          15.5                           25.6
2002,2012                          14.8                           38.1
2003,2013                          19.5                           40.6
2004,2014                          24.2                           40.7


ペトロベトナム2015年上半期合計 13.09



EPS比較(ペトロチャイナは2001年から4年間・ペトロベトナムは2011年から4年間)
       
          ペトロチャイナ   ペトロベトナム
2001,2011                          0.259                            2285
2002,2012                          0.267                            5173
2003,2013                          0.396                            6478
2004,2014                          0.591                            7139


ペトロチャイナは4年で約2.3倍・ペトロベトナムは約3.1倍

ペトロベトナム2015年速報値は6810





繰り返しになりますが、業務内容も大きく違うし、
現在原油価格状況が大きく違うので参考にならないと思います。


しかし、原油価格急落の割には悪くない数値だと思います。
これは前もって契約された価格で動いているので、タイムラグがあるからでしょうか?




 
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時価総額から見る ペトロベトナムガス (GAS) 2


ペトロベトナムガス株式会社 (GAS) 株価

株価2012年に上場後しばらく横ばいでしたが、2013年から2014年半ばにかけて、約3.5倍になるなど、一時はベトナムに上場されている企業の中で、時価総額トップになった事もありました。

現在、原油価格下落に伴い株価はピーク時の3分の1付近まで下落し、ここ数日も大きく売られており、

8月14日から8月20日の一週間で、3度のストップ安を経験しております。

8月14日 56.000  → 8月20日 45.500→ 8月24日 には40.000を切る展開になりました


ペトロベトナムガス (GAS)株価.JPG


ペトロベトナムガス株式会社 (GAS) アジア株太郎の私見
今回はペトロベトナムガス(GAS)に対する私見を述べたいと思います。


強み
独占企業としての強みが挙げられると思います。
乾燥ガスは独占・またLPGも国内シェア、ダントツトップですので、
価格競争に巻き込まれる事無く安定したビジネスを行う事ができます。

財務内容も非常に強靭です。

                             2015Q2         2014         2013
自己資本比率         78%             70%          70%
流動比率                                     462%           314%        287%
固定比率              35.34%  39.37%  46.5%
負債資本倍率(D/Eレシオ)      21.05%        22.35%     33.95%



弱み
原油価格が下落基調
南シナ海での中国との関係が悪化すれば、業績に直撃する
前CEOが7月に解任後、逮捕された 

22日付のベトナム国営各紙によると、同国捜査当局は21日、ベトナム最大の国営企業で石油・ガス大手「ペトロベトナム」のグエン・スアン・ソン前会長を「経済運営に関する規則に違反し、重大な結果をもたらした」疑いなどで拘束した。 ソン氏は、地元銀行の幹部を兼任していた際、ペトロベトナムがこの銀行に実施した8千億ドン(約45億円)の出資に絡み、会社に損害を与えたとされる。地元銀行はその後、経営難のためベトナム国家銀行に吸収された。

参照 日経新聞 



8月24日現在で株価は急落を続けており、買い場は来るのでしょうか。




参考までにタイとマレーシアのエネルギー企業
ベトナム国営石油ガスグループ(PVN)のような企業)のチャートをのせました。


ペトロナス(マレーシア)
マレーシア ペトロナス チャート

PTT(タイ)
タイ PTT チャート


 
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時価総額から見る ペトロベトナムガス (GAS)

本日はベトナム屈指の大企業、ペトロベトナムグループ(PVN)の中核を担う
ペトロベトナムガス (GAS)を時価総額から見ていきたいと思います。


ペトロベトナムガス株式会社 (GAS) 会社概要
ペトロベトナムガス株式会社(GAS)は1990年に設立され、
2006 年よりベトナム国営石油ガスグループ(PVN)の子会社に再編されました。


2012年に上場された上場企業であるにかかわらず、ペトロベトナムガス(GAS)の株式の9.5割以上は、親会社であるベトナム国営石油ガスグループ(PVN)が保有されており、この割合は2015年以降に75%まで減らされる予定ですが、この計画は進んではいなさそうです。


現在のCEOは Duong Manh Son氏 (1969年生まれ)
1994年にペトロベトナムグループに入社し、順調にキャリアを積み今年2015年にCEOに就任。
前社長の解任&逮捕、そして原油価格下落時に就任しましたが、その手腕を発揮できるでしょうか。


ペトロベトナムガス株式会社 (GAS) 事業概要
ペトロベトナムガス株式会社(GAS)の売上構成ではガスによる売上高が 9 割以上を占めており、

その他は液化石油ガス(LPG)やコンデンセート(軽質液状炭化水素)などを生産しております。

天然ガス・液化石油ガス(LPG)・コンデンセートの生産販売、ガス運送サービス業を行っており、液化石油ガス(LPG)の供給業者として国内の最大企業であり、乾燥ガス、 圧縮天然ガス(CNG)、液化天然ガス(LNG)を含む天然ガスもまた、国内独占企業です。


メインの乾燥ガス事業は主に発電所向けに出荷されておりますが、
これは石油や石炭よりも優れたクリーンエナジーとして注目されております。



また同社の売上はベトナムの GDP の 2%以上を占めていた時期もあり、
ベトナム屈指の国策企業といえるのではないでしょうか。
(マレーシアのペトロナス・タイのPTTに類似しているのではないでしょうか。)



ペトロベトナムガス (GAS) 商品構成

2015年の予定生産量ですが、
原油価格下落に伴い液化石油ガス(LPG)価格も断続して下落しており、
業績は原油価格に大きく左右されている。

ペトロベトナムガス (GAS) 2015 商品構成
(上記2つの表 キャピタルパートナーズ証券様 レポートより抜粋)


ペトロベトナムガス株式会社 (GAS) 業績
まずは原油価格の推移を見ていきたいと思います。

WTI原油先物 月足チャート.JPG


上場された2012年から2014年半ばまで、原油価格は高値を保っており、
それにあわせて業績、株価も右肩上がりでした。


GAS ペトロベトナム income statement.JPG

しかし、ペトロベトナムガス株式会社(GAS)の株主総会で、会社側は石油価格に連動した業績見通しを発表しているが、予想された石油価格(100ドル・60ドル/バレル)が現実のもの40ドル/バレルを大きく下回っており、2015年は厳しい年になりそうです。


ペトロベトナムガス (GAS)株 2015年の収益の計画.JPG
(キャピタルパートナーズ証券様レポート 抜粋)


次は株価と私見を書いてみたいとおもいます。



参照 
ニュース証券様レポート
キャピタルパートナーズ証券様 レポート

 
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